CBDクリスタルとは?3つのメリットと効率的な使用方法を解説します。

今、国内外問わず注目を集めているCBD。

最近ではSNSでインフルエンサーや芸能人などが使用しているのをよく見かける為、若い世代にもどんどん人気になっているCBDですが、その製品にはCBDオイルやCBDリキッドなど様々な種類があります。

CBDに興味を持ち、自分に合った製品を探している方の中には「CBDクリスタル」という言葉を目にしたことがある方も多いと思います。

CBD製品の中では、どちらかといえばマイナーなCBDクリスタル。

「CBDクリスタルって何?どうやって使うの?」
「他のCBD製品とクリスタルでは何が違うの?」

こう疑問に思って調べてみても、なかなか詳しい情報は見つかりませんよね。

今回は、皆さんの疑問を解消するために、マイナーで情報量の少ない「CBDクリスタル」について詳しく解説していきます。

CBDクリスタルとは?

CBDクリスタルとはどういったものなのでしょうか。

一言でいってしまえば、CBDクリスタルとは「CBDの粉末結晶」のことです。

つまり、“CBDそのもの”と言うこと。

マリファナの主成分である違法成分の「THC」はもちろん、ほとんど他の成分さえ混ざっていないピュアなCBD製品であり、純度が98~99%と非常に高いことが特徴です。

CBDクリスタルは、他の成分が入っていないことにより他CBD製品とは違った様々な特徴やメリットを持っています。

また、CBDクリスタルは別名アイソレートとも呼ばれており、基本的にパウダー状のCBD製品となっています。

そもそもCBDとは

CBDクリスタルについて説明する前に、まずは前提情報としてCBDについて知っておく必要があります。

「CBD」とはそもそも何のことを指すのでしょうか?

マリファナの原料である「麻」から作られているため、CBDに対して「違法」「危険」などのネガティブなイメージを持たれている方も多いと思います。

ここでは、CBDの安全性や効果について軽く説明します。既にご存じでしたら読み飛ばしてください。

CBDの概要

「CBD」とはカンナビジオールの略称であり、大麻草から抽出される成分の1つですが、違法性は全ない安全なものであり、私たちにたくさんの医学的効果をもたらしてくれる物質です。

CBDは麻を原料としていますが、違法ドラッグの大麻・マリファナとは全くの別物です。

そもそもCBDが抽出される部位は、麻の中でも法律で合法だと認められている「茎」や「種」です。

麻の「葉」「花」、「根」から抽出される成分はTHC(テトラカンビナノイド)と呼ばれており、精神活性作用(ハイになる作用)や、心身への悪影響、強い依存性のある危険な成分です。

THCは大麻取締法上で違法成分だとされているため、日本でTHCを含んだ製品を使用、所持していれば警察に捕まる対象となってしまいます。

CBDクリスタルなどの含まれているCBDは、心身に対する甚大な悪影響も強い依存性もなく、法律によって安全性と国内での使用が認められた完全に合法な成分ですので安心してください。

CBDの主な作用

CBDは様々な医学的効果を持つと言われていますが、その効果には一体どのようなものがあるのでしょうか。

CBDは神経に作用し、ドーパミンなどの神経伝達物質に反応します。

そのため、CBDを摂取して得られる作用には、筋肉の緊張をほぐして全身をリラックスさせてくれる効果や、睡眠の質を高めて不眠症改善に役立つ効果など、様々な良い効果が医療的に認められています。

また、体内に入ったCBDは複数の受容体に作用し、CBDが元々持つ基本的特徴が加わることで医療的価値を向上させてくれます。

CBDを摂取すると

  • 「依存症」「うつ病」「PTSD」「睡眠障害」などの精神的疾患
  • 「喘息」「がん」「糖尿病」などの身体的疾患
  • 「アルツハイマー病」「筋萎縮性側索硬化症」などの神経学的疾患
  • 「片頭痛」「自己免疫疾患」「肥満」「皮膚病」などその他の疾患

などの皆さんの身近に存在している病気や悩みを解消するお手伝いをすることができます。

特に最近、医療業界で問題視されることが多くなってきた「うつ病」や「PTSD」、「肥満」

CBDが持つ基本的な効果である抗不安作用は、これらに対して非常に高い効果を発揮します。

CBDクリスタルを含めたCBD製品によってCBDを摂取することで、

  • 日々の生活の中で蓄積されるストレス
  • 対人関係や将来への不安
  • ニキビやシミなどの肌トラブル

このようなお悩みを改善し、健康で快適な生活を手に入れられるでしょう。

CBDの危険性と副作用

素晴らしい医療効果や美容効果を持ち、法律によって安全が認められているCBDですが、副作用が全くの0と言うわけではありません。

CBDを摂取することで起こり得る主な副作用には、眠気、下痢、食欲減退、イライラ感などがあります。

副作用と聞くとなんとなく「危険」とイメージを持たれ、CBDに対して警戒してしまいがちですが、それほど心配しなくても大丈夫です。

なぜなら、CBDによる副作用は、適切な使用方法を守って摂取する場合には副作用が出たとしても非常に軽度なものだからです。

私たちが日常的に使用している頭痛薬などの市販の薬にも多くの副作用が現われる危険性が記載されています。

市販薬もCBDの副作用と同じように眠気や下痢などを筆頭に、中には服用し過ぎると命の危機にも直面する危険性を含んだものまであります。

その一方で、致死量が存在しないCBDはどれだけ摂取しても命の危険が無く、寧ろ市販の薬よりも副作用のリスクは少ないと言えるでしょう。

それでも、CBD製品を使用していて副作用を感じた場合は、使用頻度の見直しや自分に合った製品を見つけるといった工夫をするようにしましょう。

CBDクリスタルのメリット

CBDとはどういったものであるのか、その内容は大体分かっていただけたと思います。

それではそんなCBDを用いた製品の1つ、CBDクリスタル。

数多くの種類がある他のCBD製品と比べて、CBDクリスタルにはどのようなメリットがあるのか解説します。

濃度が圧倒的に高い

冒頭でも少しだけ触れたようにCBDクリスタルとはCBDの粉末結晶のことです。

CBDをそのまま結晶化したCBDクリスタルは、なんとその98~99%がCBD成分で構成されているため、他のCBD製品と比べて圧倒的なCBD濃度を誇ります。

CBD濃度が高いため、少ないCBDクリスタルを摂取してもその中に含まれるCBDの量は非常に多く、他のタイプのCBD製品よりも非常に効率良くCBDを摂取することが可能になります。

ほぼCBDだけで出来た高濃度のCBDクリスタルは短時間、そして少ない量でその効果を得られるため、就寝前や大事な仕事前に集中したい時など、短時間でCBDの効果を得たい時にはピッタリでしょう。

フルスペクトラムタイプよりも使いやすい

CBDクリスタルにはCBD以外の成分がほとんど入っていません。

CBDは本来無味無臭であり、余計な味や香りを感じることがないためCBDクリスタルは非常に使用しやすいというメリットも持っています。

それに対し、フルスペクトラムタイプと呼ばれるCBD製品は、CBD以外にもCBCやCBNなど、「麻」の成分を多く含んでいます。

フルスペクトラムタイプのCBD製品は、大麻草本来の味・香りを楽しみたい方やCBDだけでなく、合法な麻成分であるカンビナノイドの効果を最大限に得たい方には非常に魅力的なタイプのCBD製品となるでしょう。

しかし、麻草の植物成分を含んでいるフルスペクトラムタイプには、麻特有の匂いや独特な苦みを感じることもあります。

人によっては不快にも感じてしまう臭いや味のあるフルスペクトラムタイプに対し、CBDクリスタルにはそれがありません。

余計な臭いや味を感じることなく使うことが出来るCBDクリスタルは、CBDを気軽に摂取したい方におすすめです。

CBDクリスタルのデメリット

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濃度が高いことや無味無臭であるなどのメリットがあるCBDクリスタルですが、その反面デメリットも存在します。

ここでは、CBDクリスタルのデメリットを包み隠さずご紹介します。

比較的高価な製品が多い

CBDクリスタルは98~99%と非常に高い純度を持っていますが、その分純度を高めるために作られる際の作業工程が増えてしまいます。

それに比べてフルスペクトラムタイプは大麻草の成分をそのまま抽出し、THC以外の成分をそのまま製品にしているためCBDクリスタルが作られる時よりも手間が掛かりません。

CBDクリスタルはフルスペクトラムタイプに比べて多くの手間が掛かっていることや、そもそも純粋なCBDのみを使った製品であるため、他のCBD製品と比べると高価格になっています。

短期間で集中的に効果を感じたい方にオススメのCBDクリスタルですが、長く少しずつCBDを楽しみたい方からは、コスパが悪いと評価されてしまうかもしれません。

使いすぎると効果が薄れてしまう

CBDクリスタルは高濃度であるため、効果を短時間で効率的に摂取することが可能です。

しかしCBDクリスタルは98~99%と濃度が高いが故に、使いすぎれば効果が薄れてしまうといったデメリットが存在します。

フルスペクトラムタイプのCBD製品にはCBD以外にも補助成分と呼ばれる様々な成分が含まれています。

これらの成分が含まれていると各々の成分が相乗的に作用し、CBDの本来の効果以上が発揮される「アントラージュ効果」を得られ、CBD製品の恩恵をより多く受けられます。

それに対しCBDクリスタルは「釣鐘状用量反応」と呼ばれる反応を起こしてしまい、使用する量を増やしていくと効果を感じることができなくなってしまうのです。

しかし、このデメリットは他のCBD製品で埋めることが出来ます。

補助成分が入っている他のCBD製品を使用することによってCBDクリスタルの効果も回復させることができます。

CBDクリスタルの正しい使い方

CBDクリスタルには他のCBD製品とは違って多種多様な使用方法がります。

CBDクリスタルのメリットやデメリットが分かったところで、ここからはCBDクリスタルの使い方を見ていきましょう。

CBDクリスタルを直接舐める

CBDクリスタルは、CBDを結晶化させて作られたサラサラとした粉状のCBD製品です。

そのため、砂糖や塩感覚でそのまま舐めてCBDを摂取することができます。

CBDクリスタルには余計なく香料や成分が入っておらず、麻の独特な苦みや臭みもない“無味無臭”の製品であるため、苦みなどがある粉薬や漢方などよりも簡単に舐めて摂取できます。

舐める、飲むなどして口から直接摂取することを「経口摂取」といい、特別な準備もなく簡単にCBDを摂取できるこの方法は、CBDグミやドリンクなどCBDの濃度が低いものにしか使えません。

そんな中、CBD濃度が高いCBDクリスタルも、グミやドリンクと同じくらい気軽にCBDを摂取できる点は、CBDクリスタルならではのメリットだと言えるでしょう。

ヴェポライザーで吸う

CBDクリスタルは、他の製品のようにヴェポライザーと呼ばれる専用の機械で熱し、煙を吸うことでCBDを体内に取り込む方法である「蒸気摂取」も可能です。

CBDクリスタルはリキッド等とは違いCBD以外の余計な成分が入っていないため、吸った煙からCBDのみを効率的に吸収でき、CBDの効果を早く実感することが出来ます。

「蒸気摂取」は肺や毛細血管から直接CBDを吸収できる効率のよい摂取方法であるのに、高濃度・高純度のCBDクリスタルを使用すれば、得られるCBDの効果や効くまでの時間は他のCBD製品を圧倒できるでしょう。

CBDオイルやリキッドに混ぜる

CBDクリスタルは油によく溶ける性質があります。

そのためCBDオイルに混ぜたり、リキッドに混ぜることで既存のCBD製品の濃度を底上げするといった使い方もできます。

またフルスペクトラムタイプの製品と同時に摂取することにより、CBDクリスタルだけを摂取して効果がなくなるデメリットを防ぐことも可能です。

CBDクリスタルの98~99%という圧倒的な濃度の高さと、フルスペクトラム製品による相乗効果を合わせて得られることは、柔軟な使用方法を持つCBDクリスタルならではのメリットだと言えるでしょう。

自分だけのCBD製品を作る

CBDクリスタルの「無味無臭」という性質は非常に扱いやすいやめ、普段食べているものに混ぜてもほとんど違和感を感じることは無く、日常的な食事を楽しみながらCBDを摂取できます。

また、CBDクリスタルはサラサラとした粉末状のCBD製品であることから、化粧水や保湿クリームなどの美容品に混ぜて使用することも可能です。

ニキビや肌荒れなど日常的なお悩みを解消することにも役に立つでしょう。

高品質なCBDクリスタルを見分ける3つのポイント

濃度・効果・使用方法など様々な点で他のCBD製品を圧倒するCBDクリスタルですが、成分表記を偽っていたり、カビなどが繁殖している粗悪な製品を選んでしまうと、十分な効果が得られなかったり、思わぬ副作用が出てしまうこともあります。

また、THCなどの違法成分が混入しているCBDクリスタルを使ってしまった場合、本人に自覚がなくても逮捕されてしまう危険性もあります。

ここでは、高品質なCBDクリスタルを見分ける3つのポイントについて詳しく解説しますので、CBDクリスタルを選ぶ際には是非参考にしてください。

THCフリー表記がある

THCは大麻草から抽出される日本では違法な成分です。

THCがほんの少しでも含まれている製品を所持、使用すれば、日本では捕まってしまいます。

THCが含まれているのか、いないのか、それを誰もが判断することができるのが「THCフリー表記」です。

THCフリー表記のあるCBD製品はTHCが含まれておらず、大麻取締法に違法していない合法なCBDクリスタルであるため、安心して使用することができます。

THCフリー表記は、CBD製品を買う前に絶対に確認しておきたい項目の1つです。

国産のCBDクリスタル

基本的に国産のCBDクリスタルは、皆さんの信用を得ることができるでしょう。

日本国内で取り扱われているCBDクリスタルは、麻からCBD等の成分を抽出し、製品を作る際に厳しい検査を受ける必要があります。

しかし海外のCBD製品は、地方によっては検査がない場合や、そもそもTHCが認められている所もあります。

CBDに対する認識や法律が日本とは全く異なる為、CBDクリスタルを安全に使用したいなら、国内のメーカーや販売会社が扱っているCBDクリスタルを選ぶようにしましょう。

また、海外産のCBD製品の中には、カンビナノイド以外に余計な成分を加え、濃度や含有量を嵩増ししている粗悪なものを販売している会社もあります。

これが原因で使用者が亡くなったケースも海外ではありますので、身体んへの危険性を考えても国産のCBDクリスタルを選んだ方がよいでしょう。

口コミ評価が高い

高品質なCBDクリスタルかどうかを判断するうえで、大事なポイントとして「口コミ評価」が挙げられます。

みなさんも、Amazonや楽天などのECサイトで買い物をするときには、自然と口コミ評価も参考にしていますよね。

口コミは、対象の製品を実際に使った方からの生の声を確認できるので、高品質なCBDクリスタルを見極めるうえで貴重な判断基準となります。

CBD製品の効果や量、コスパなど基本的な部分から、販売会社が隠しておきたい「副作用」などの悪い面まで、一挙に確認できます。

そのため、口コミ評価が高いCBDクリスタルは高品質であると判断できるでしょう。

ただ、中には自社製品の口コミを人為的に上げる、いわゆるサクラが存在している可能性もあるため、口コミはあくまで参考程度にし、「THCフリー表記」や「国産かどうか」などの他の判断基準と合わせてCBDクリスタルを選ぶようにしましょう。

>CBDクリスタルを始めるなら
>CBDクリスタルまとめ

今回はCBDクリスタルについて詳しく解説してきました。

他の製品にはない純度98~99%や無味無臭という性質が生み出すメリットやデメリットが分かっていただけたと思います。

また非常に多彩な使用方法も皆さんを魅了したのではないでしょうか。

CBDに興味を持ち、調べている中で生まれる「CBDクリスタル」に関する疑問。

今回の記事を読んでいただいてCBDクリスタルとはどういったものであるのか、理解してCBDを身近なものとして使っていただけたなら幸いです。